回復につながらない考え方
- ダルクに本人が行こうとしない。どうすれば行くようになるのか?
- 薬を止められた人もいるかもしれないが、我が家の場合はダメかもしれない。
- 入院したり、逮捕されたりすればクスリを止めてくれるのでは?
- 「仕事に就く」など生活状況が変われば、「薬を使わなくて済む」と考える。
- 「本人たちの自助グループ」の中で、他のクスリを使うことを覚えてしまうのでは?
- 身体が心配である。本人の健康を守るのも家族の責任ではなかろうか?
- ダルクなどに行くより、「もっと早くてよい方法」は無いだろうか?
- 本人は「自分の問題だから」と言い、家族が家族会に行くのを嫌がる。
- ダルクには専門化がいないので頼りにならない。
- 「ハイヤーパワー」とか「平安の祈り」などが宗教を連想させ、どうも馴染めない。
- いろいろな本を読んだり、専門家の講演を聞けば、早く本人を助けられるのでは?
- 今はしばらくクスリを使用していないようだが、これからが心配だ。
- さまざまな理由をあげて「ミーティングに出ても意味が無い」と本人が言う。
- 「薬は止めるが、酒は止めない」と本人が言う。アルコールなら問題ないか?
- かかりつけの医師が「処方は続けるように」勧める。
- スリップするのが怖い。二度と立ち直れないのではないか。
- すでに本人がダルクに入寮・通所しているので、家族会へは行かないで済む?
ゆっくりだが確実に回復する考え方
- 自分だけでも家族会に参加し続けよう。
- どんな薬物依存症者も必ず回復する。
- 自由な社会でたくさんの回復者に出会うことが大切だ。
- 「回復へのプログラム」を徹底することが、他の全ての社会生活よりも優先する。
- 薬物依存からの回復に、クスリの量や種類は関係ない。
- 本人の回復は本人の責任。家族の病気(共依存など)からの回復は家族の責任。
- 「もっと良い方法を求め続けた家族」が知恵を分かち合うのが家族会である。
- 家族は「薬物依存症者のため」ではなく「家族自身の回復のため」に行動する。
- 「薬物依存を理解している専門家」はダルクを支持している。
- 宗教心ではなく「回復への信仰を取り戻すこと」が大切である。
- 回復には時間がかかる。あせらずにゆっくりやろう。
- 不自然な忍耐は永続きしない。「正直になるプログラム」につながることが大切。
- グループでは嘘が重荷になる。誰でも「正直になること」は怖いものだ。
- 「正直さ・謙虚さを必要としない楽な方法」はすべてクスリである。
- 自助グループ参加より、デイケア通院や処方の継続を優先する医師には要注意。
- まだプログラムを始めていない人の「再使用」はスリップ(失敗)とは言わない。
- 家族の回復は本人よりも時間がかかる。「病気は授かり物」と言える日を楽しみに!