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薬物問題でお困りのご家族へ
家族が覚せい剤使用して逮捕…
突然の警察からの電話で我が家に降ってわいた薬物の問題、頭が真っ白になって誰にもわからないように隠し、もう二度としないという本人の言葉を信じ軽く考えていたら、2度目の逮捕。やっと私たちも現実に向き合い家族会へ足を運んだの。やめたくてもやめられない病気だけど、回復はできるということを信じて、本人が出所してきたときに足をひっぱらないよう通い続け勉強しているの。隠したり抱え込むと、問題は大きくなるばかり、まずは気づいた家族が相談することが解決の第一歩よ。
処方薬を大量服用して言動がおかしい
本人も家族も病院から処方される薬のせいでおかしくなるなんて思ってもいなかったから、問題に気づくのに何年もかかって、気づいた時にはやめられなくなってた。本人のためにと思って薬を捨てたり使わないように説得したり借金を払ってあげたりしたことは、本人との関係を悪化させ、苦しさを長引かせるだけだったわ。家族会につながっても、うちは違法薬物じゃないから違うって思ってたけれど、病気に違法も合法もなかった。実際に回復した人たちに会えて話を聞くことで希望が持てて、勇気をもって行動を変えていくことができるようになったの。今では私は私、本人は本人の仲間の中で回復の道を歩いているわ。
治療を受けさせたい
問題を手放したら家族にできることは何もない…は、大きな誤解です。何より大切なのは、専門病院や回復施設、自助グループなど回復のための方法を本人に伝えること。そしてもう一つ、依存症という病気について勉強するだけでなく、回復を心から信じることです。本人に治療をすすめるにはタイミングが重要です。家族会や自助グループの仲間に援軍を頼むのも賢い方法ですね。薬物依存症は心の病気です。まず家族が勉強して変わることができなければ解決しません。本人を施設や病院任せにはしません。
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